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若い肌はみずみずしくて、きめ細かくつややかに輝やいていて、そして弾力性に富んでいます。どこを見ても肌にはシミひとつありません。
それは旺盛な新陳代謝によって、皮膚が日を追うごとに次々と新しい細胞に入れ替わり、常に活きのよい細胞が体の全面をおおっているからなのです。
だけど、残念なことですが、シミ一つない若く美しい肌も、月日が経つのに合わせ、次第にシミやソバカスが現れ、深いシワが刻み込まれていきます。それは絶世の美女といわれた、楊貴妃だってクレオパトラだって、もちろん貴女にも、加齢による肌の老化は必ず訪れるものです。

でも、考えてみてください。

年齢の増加とともに、だんだん衰えていく美しい肌を守る事ができるとしたら?
肌の老化を、貴女の周りの人たちよりも遅らせる事が可能だとしたら、どう思われますか?

私たちは年齢を重ねる事を「年をとる」といいますが、「老化する」とはいいません。
60歳でも肌の艶がよく、動きもはつらつとした人がいるかと思えば、逆にまだ20代なのに肌は荒れ、全体的に老けた印象の人も大勢います。
「老化」はどうやら人によって訪れる時期がずれているようです。
そのために、世の女性達は大金をかけてまで涙ぐましい努力を続けているのが現実です。

結論から申し上げましょう、人の顔や体にシミを作り、シワを刻み、老化させていくものの正体は、何を隠そう、私達が一時も休まず呼吸をして吸い込んでいる「酸素」=「活性酸素」だったのです。
「活性酸素」こそが人間に限らず、生き物全てを老化させる犯人だったのです。
そして、老化色素の生成だけでなく、ガンやアトピー性皮膚炎や糖尿病や脳卒中や心筋梗塞などの病気を発生させる(病気の原因の90%)原因になっているのです。


紫外線に当るとなぜシミができるのか

太陽の紫外線を長時間肌に受けると、日焼けをし、まるで炎症を起こしたかのように赤く腫れ上がり、やがて真っ黒になります。実際、日焼けは炎症そのもので、言い換えれば「やけど」と同じです。

最近、「UVケア」とか「UVカット」などの化粧品、傘、ストッキングが色とりどりに並んでいます。この「UV」とは「Ultra Violet ray」のイニシャルをとったもので、つまりは紫外線の事です。したがって、「エネルギーの強い紫外線から肌を守ります」というのが「UVケア/カット商品」の特徴となります。

地球の周りには「オゾン層」が取り巻き、太陽からの紫外線を地球の外側へ反射しているため、地球上の動物・植物は安全に生きていくことができるのですが、問題なのは、この大事なオゾン層が、冷蔵庫やエアコンなどの家庭電化製品だけでなく、工場の製造過程で洗浄剤として使われていた「フロンガス」によって破壊され、大きな穴を開けてしまうため、太陽からの紫外線を防ぐ事ができなくなり、強烈な紫外線が南極のみならず、オーストラリアの周辺まで広範囲に降りそそぎ、皮膚ガンやレンズがにごって見えなくなる白内障という目の病気を多発しているのです。ご存知ですよね。
「オゾンホール」という名前も聞いたことがありますよね。

紫外線が皮膚に当ると、実はそこに「活性酸素」が発生し、細胞を酸化します。
活性酸素については次ページ以降で詳しく説明しますが、簡単にいえば、普通の酸素が活性化した危険な酸素の事です。
また、細胞が「酸化」されるということは、細胞が死んだり、本来持っている機能が働かなくなる事を意味します。

「メラニン色素」という名前は聞いたことがありますね。
「メラニン色素」は体のどこにでもあるアミノ酸(タンパク質の原料)の一種チロシンが原料となって、化学変化によってできたものです。

大切な細胞が、紫外線で発生した「活性酸素」によって次々に酸化されるのを防ぐために、チロシンが変わりに酸化され、その結果できるのがメラニン色素で、これが黒い日焼けの正体です。そして、このメラニン色素には紫外線を吸収したり、散乱させる働きがあるのです。普通は、紫外線の影響がなくなると、メラニン色素は新陳代謝で角質層から取れていくものです。ところが、それがきれいに掃除されずに、いつまでも肌に残ると、あの忌まわしいシミとなってしまうのです。つまり、日焼け後のシミは、体の防衛機能が紫外線という手ごわい敵と戦った傷跡であるといえます。


紫外線は強敵! 珊瑚や熱帯魚も体の酸化を防いでいる

熱帯地方の海で、紫外線が強く降り注ぐ環境で生きている熱帯魚は見事な色をしています。
特に海面近くを泳いでいる魚や珊瑚ほどカラフルなものです。 
これは大量の紫外線によって生じる活性酸素の毒性から体を護るために自然界が身に付けた色なのです。


シワも「活性酸素」が原因

紫外線は、単にシミやソバカスの誘引となるだけではありません。繰り返し紫外線を浴びると、皮膚は老化し、次第にシワも刻み込まれていきます。この原因となるのもやはり「活性酸素」で、皮膚の表皮や真皮を支える土台となっている<コラーゲン>というタンパク質や、真皮表層にあって、みずみずしいお肌を保つ働きのヒアルロン酸、弾力繊維の<エラスチン>が紫外線によって発生した「活性酸素」によって酸化されるからです。「酸化」されるとその機能が失われ、結果、皮膚をたるませ、弾力を奪って、シワを刻みつけてしまうのです。シワがいつも陽に当る顔や首筋にできるのは、それが紫外線の影響によるものであることの雄弁な証明にほかなりません


老化のシミも元凶は「活性酸素」

一方、特別に日焼けをせずとも、年をとると誰にも肌にシミができます。この老化によるシミを「老人班」といいますが、これは老化色素、またはリポフスチンと呼ばれる物質によるものです。この老化色素は、実際は肌はいうに及ばず、内蔵や脳など、体の内部のあらゆる場所にもできます。「老人班」は老化現象のうちで最も目に見えてわかりやすいものの一つといえますが、この老化色素もまた体が<酸化>されて生じる疑いが強いのです。老化色素は、体の脂質が<酸化>されて過酸化脂質という物質に変化し、それとタンパク質が反応してできるとされています。このように、紫外線でできるシミ・ソバカスも、年をとって自然にできる「老人班」も、それらを生じさせる直接の引き金となるのが、フリーラジカルの活性酸素なのです。


活性酸素って何だろう ?

活発に働くよい酸素のこと?私たちは呼吸によって空気中から酸素を取り入れている。酸素は私たちが生きていくために欠かせない大切なモノだ。ところがこの酸素、ちょっとしたキッカケで「活性酸素」というものに変身する。そして、この活性酸素こそが、さまざまな老化現象を起こす真犯人ではないかと考えられているのだ。

「活性」という言葉の響きからは、何やら私たちの体のために活発に働いてくれるお利口モノの酸素のようなイメージがあるが、その正体は非常に攻撃的で毒性の強いクセモノだ。

活性酸素は“体内の公害”だ!

体内の細胞を酸化させ、細胞の正常な働きを失わせ、その結果、老化やいろいろな病気を引き起こす。シミやシワなどのほか、ガン・動脈硬化・糖尿病・老人性痴呆・白内障といった大変な病気の引き金にもなるといわれている。

活性酸素が私たちの体に及ぼす影響は、まさに「サビる」という表現がぴったり。

活性酸素の発生源はこんなにある!

活性酸素は私たちの日常の生体活動の中で発生するほか、紫外線や大気汚染など様々な条件のもとでも発生する。活性酸素の発生源として考えられているものには例えばこんなものがある。たばこ、ストレス、激しい運動、医薬品、電磁波、紫外線、その他、排気ガス、加工食品、殺虫剤、レントゲンなども、活性酸素発生の原因になる


体内には活性酸素を追い出す勇士もいるのだが…

身の回りにこんなに活性酸素の発生源があったのでは、まったく遠ざけろというほうが無理だ。では、体の酸化はどうすることもできないのだろうか?

それが、人間の体というものは実によくできたもので、「酸化防止システム」もちゃんと備わっている。酵素、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなど様々な“サビ止め”が待機していて、活性酸素が発生したらたちまちこれを消してしまうという仕組みだ。

 


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